江戸の風情を感じる町で、韓国家庭料理を堪能

「日本でみつけた釜山」のスタートはどこからにするか悩んだあげく、東京の新馬場を起点に決めました。新馬場は私の父が育った地で、私にも縁が深い場所。以前から旧東海道沿い「プサン 」という名の店があるのを聞きつつも、なかなか行けずにいた店です。

ある日のお昼、天気もいいので品川駅から旧東海道まで歩いて行きました。旧東海道沿いに続く北品川本通り商店会には、飲食店やコンビニ、銀行、美容室、生花店、青果店、クリニックなどがずらりと並びます。このあたりは道幅が約7mと江戸時代のままだそうで、風情ある看板や街灯も当時の雰囲気を伝えます。途中に小さな横丁もあり、ふと入り込みたくなります。

☆ここから旧東海道 北品川本通り商店会へ
☆店は新馬場方面へ向かって右、品海公園前

プサン を探しながら歩いていると、韓国料理のメニュー板が出ていました。写真で見た通りの店構えです。12時半過ぎなので、もう空いているかなと緊張気味にドアを開けると、明るい店内が目に入りました。奥のほうに2人連れのお客さんが2組、手前にはOL風の女性客、私は女性客の後ろのテーブルを選びました。ランチは日替わりのほかに17種もの単品料理がそろい、私は大好きなテンジャンチゲ(780円)を注文。グツグツを音を立てて出てきたテンジャンチゲは、貝類や豆腐、野菜と驚くほどに具だくさん。サラダとおかず付きで、卓上の小さな瓶に入ったキムチは食べ放題です。
テンジャンチゲを食べ終え、身体が温まったところで、一瞬、ためらいながらも、グラスでマッコリ(350円)を注文。なみなみと注がれてきたマッコリを口にして、釜山が恋しくなりました。
ちなみに普通のマッコリのほかに、おこげマッコリと黒豆マッコリもあります。壁に貼られた「プサン 晩酌セット」というメニューも気になります。17時から、ドリンク1杯(マッコリ、生ビール、ウーロンハイ)+おつまみ1品(ミニチヂミやイカゲソ炒めなど)で780円。一人でちょっとマッコリにいい感じです。

☆家庭的な味わいのテンジャンチゲ
☆日本で女性が一人でナッスル(昼酒)!

マッコリを飲み終え、気づけばお客さんも私以外に1組のみ。店の女性がお客さんが立った後のテーブルをテキパキ片付け、テーブルの消毒にも余念がありません。
女性の手が空いたタイミングを見計らい、「あの、ここはなぜプサンという店名なのですか」と話しかけてみました。この女性が店主で、釜山の南区大淵洞出身とのことでした。私が「釜山博物館の近辺ですね」というと、うれしそうにうなずいてくれました。店は2013年春にオープンしたそうで、釜山産のマッコリ「センタク」(ボトルのみ)も置いてあります。
私は釜山びよりのバックナンバーを1冊手渡し、ブログで紹介したい旨をかんたんに話し、「新馬場にはよく来るので、また寄ります」と言って、店を後にしました。

☆店内の壁には写真付きでメニューが貼られています
☆笑顔がさわやか!店主の李正二さん

今回、初めてで(1軒目)、私自身、アプローチの仕方もあやふやで、普通にランチに行ったため、深く話せなかったのが残念です。とはいえ、1年ぶりに釜山女子と会えて、うれしかったです♡
みなさんも旧東海道を散策がてら、ぜひ、プサンに立ち寄ってみてください。

☆プサンの先にある丸屋履物店。慶応元年創業

DATA 
韓国家庭料理 プサン
東京都品川区北品川2-2-10 ☎︎03-6433-1616 
11:30〜14:00、17:00〜23:00 月曜休
京急新馬場駅より徒歩約5分 
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